最初のドミノが倒れた ― Microsoft、イスラエル軍8200部隊への一部サービス提供を停止――No Azure for Apartheidからのメッセージ
(訳者前書き)イスラエルによるジェノサイドの共犯となっている米国のビッグテックに対して、企業内部からも厳しい批判が繰り返されてきました。Microsoft社に対してはNo Azure for Apartheidの運動が組織され、ジェノサイドにAzureを利用することについて、厳しい批判がなされ、会社の敷地に「解放区」を設置するなどの抗議が続けられてきました。解雇や逮捕の弾圧にもかかわらず、抗議の声は、当該の労働者から世界中へと拡がっています。こうしたなか、MicrosoftはAzureをイスラエルに提供するサービスの一部を撤回しました。以下は、日本時間9月26日にNo Azuref for Apartheidが発出した声明の日本語訳です。Azureの一部撤回は画期的ですが、撤回は一部にとどまり、しかもイスラエルはサービスをアマゾンのAWSに切り替えるなどジェノサイドのシステムはそのまま温存されています。