Maps Datasets API の概要

データセットは、データドリブン スタイル設定の一部として Google Maps Platform アプリで使用するデータのコンテナです。Maps Datasets API を使用すると、REST API を使用してデータセットを作成および管理できます。

たとえば、データセット用データドリブン スタイル設定を利用すれば、独自の地理空間データをデータセットにアップロードし、データセットに含まれるデータ対象物にカスタム スタイルを適用して地図上に表示することができます。また、ポイント、ポリライン、およびポリゴンのジオメトリをもとにデータ可視化要素を作成し、データ対象物をクリック イベントに反応させることも可能です。

データセットの作成は、次の 2 段階のプロセスで行います。

  1. データセットを作成するリクエストを行います。

  2. デスクトップまたは Google Cloud Storage からデータセットにデータをアップロードするリクエストを行います。アップロードするデータは、CSV、GeoJSON、または KML ファイルで表す必要があります。

データドリブン スタイル設定の一部としてデータセットを使用する方法について詳しくは、以下をご覧ください。

Maps Datasets API の仕組み

Maps Datasets API には次のメソッドがあります。

  • データセットを作成する: create エンドポイントを使用してデータセットを作成します。

  • データをアップロードする: upload エンドポイントを使用して、データセットにデータをアップロードします。

  • データセットを一覧表示する: list エンドポイントを使用して、すべてのデータセットのリストを取得します。

  • データセットを取得する: get エンドポイントを使用して、特定のデータセットに関する情報を取得します。

  • データセットのエラーを取得する: fetchDatasetErrors エンドポイントを使用して、データセットに関するエラー情報を取得します。

  • データセットを更新する: patch エンドポイントを使用して、特定のデータセットに関する情報を更新します。

  • データセットをダウンロードする: download エンドポイントを使用して、データセットからデータをダウンロードします。

  • データセットを削除する: delete エンドポイントを使用して、データセットを削除します。

Maps Datasets API の使用方法

1 セットアップする Google Cloud プロジェクトを設定するから始めて、以降の手順を完了します。
2 データセットを作成してデータをアップロードする データセットを作成するをご覧ください。
3 データセットの情報とステータスを取得する データセットを取得するをご覧ください。

次のステップ