Dedicated IP：自分専用の静的IPアドレス

専用IPアドレスは、多くの場合、共有IPよりも安全ですが、例外もあります。共有IPと異なり、専用IPは他のユーザーは使用できないため、他のユーザーの活動に影響を受けるリスクが軽減されます。また、共有VPN IPをブロックできる銀行サービスまたはリモート企業ネットワークなどのセキュアなサービスにアクセスしやすくなります。

ユーザーごとに体験は異なる可能性があるため、最適な専用IPオプションを提供しているVPNサービスはユーザーによって異なります。Surfsharkなどの標準VPNプランに加え専用IPアドオンを提供している、信頼できる有料サブスクリプションを探すのが安全な選択肢です。

Surfshark Dedicated IPは、インターネットトラフィックを通して堅牢な暗号化を提供します。これは、すべてのデバイスで機能し、20か所のVPNサーバー設置拠点のいずれかで専用のIPアドレスを提供します。ルーターやスマートテレビでも機能するため、自宅で完全なネットワークセキュリティを利用できます。

Dedicated IPは、各Surfshark VPNプランで追加できます。

専用IPは、VPNのセキュリティ上の利点を維持しつつ、ユーザーのみがアクセスできる一意のIPアドレスを提供します。

以下のいずれかの用途に当てはまる場合、専用IPアドレスが適しています。

• ウェブサイトや機密性の高いシステムにアクセスする際の体験を一貫したものにする
• わずらわしいボット判定テストを回避する
• 自分のIPアドレスとセキュアなVPNカバー範囲を同時に取得する
• VPN保護がある状態でリモートで作業しつつビジネスデータにアクセスする
• 共有IPアドレスに対する他のユーザーのオンラインでの行動を心配せずに済むようにする

専用IPと静的IPは、いずれも時間が経っても変化しないIPアドレスを提供するため同じように見えますが、用途が異なります。

専用IPは、1つのアカウント専用に割り当てられるIPアドレスであり、同じサーバー上の複数のユーザーに共有されることはありません。一方、静的IPは、切断して再接続した場合であっても、時間が経って変化することがないIPアドレスです。

専用IPアドレスも多くが静的であるため、専用IPと静的IPは相互排他的ではありません。接続するたびに同じIPを取得するため、ネットバンキングやリモートワーク関連のIPを認識するウェブサイトやサービスにアクセスしやすくなります。

専用IPは、便利でセキュリティも確保されることから、変化しないIPアドレスが必要なウェブサイトに定期的にアクセスするユーザーには欠かせません。大量のCAPTCHAに悩まされている場合や共有IPアドレスで他人のオンラインでの行動に影響されることが不安な場合も、専用IPが有効です。

そのため、オンラインプライバシーを強化したいだけの場合、標準VPNサービス（専用IPを含まない）も有用です。さらに、SurfsharkなどのVPNは、専用IPサーバーなしで静的IPアドレスを提供できます。ただし、動的IPアドレスがあれば、接続するたびに新しいIPPアドレスを取得し、さまざまなサイバー脅威からの保護を強化できます。

レジデンシャルIPアドレスは、ISP（インターネットサービスプロバイダー）によって自宅で利用するユーザーに割り当てられ、通常の家庭の接続として表示されます。一方、専用IPアドレスは、VPNサーバーにホストされている1つのVPNアカウントに割り当てられた一意のIPです。

通常、レジデンシャルIPと専用IPはどちらも静的IPアドレスですが、専用IPによってリモートアクセスとセキュリティが管理しやすくなります。