MongoDB Shellログファイルには、最大合計ストレージサイズを指定できます。すべてのログファイルの合計サイズが最大値を超える場合、ログファイルは最も古いログファイルから始めて、合計サイズがしきい値を下回るまで、削除されます。デフォルトでは 、ログストレージの最大サイズはありません。
このタスクについて
最大ログストレージサイズを指定するには、logRetentionGB
構成オプションを設定します。logRetentionGB
は任意の正の浮動小数値(1
未満を含む)にすることができます。
ログ保持には複数の条件を指定できます。例、ログファイルの最大期間は 60 日間、ログの最大ストレージサイズは 2 GBまで指定できます。ログは、保持基準が満たされると、最も古いログから始めて削除されます。
ログファイルの現在のストレージサイズを確認するには、ログフォルダーのサイズを確認します。現在のログフォルダーを確認するには、 MongoDB Shell から次のコマンドを実行します。
config.get('logLocation')
始める前に
現在の最大ログストレージサイズを確認するには、次のコマンドを実行します。
config.get("logRetentionGB")
手順
最大ログストレージサイズを変更するには、logRetentionGB
構成オプションを設定します。構成オプションは、構成APIまたは構成ファイルで設定できます。
APIを使用して最大ログ ストレージ サイズを変更する
次のコマンドは、config APIを使用して、最大ログストレージサイズを 3.5 GBに設定します。
config.set("logRetentionGB", 3.5)
Setting "logRetentionGB" has been changed
構成ファイルによる最大ログ ストレージ サイズの変更
次の構成ファイルでは、ログストレージの最大サイズを 3.5 GBに設定します。
mongosh: logRetentionGB: 3.5
最大ログ ストレージ サイズを無効にする
ストレージサイズに基づいてログを削除しないようにMongoDB Shell に指定するには、logRetentionGB
を Infinity
に設定します。このアクションは、 コンフィギュレーションAPIまたは構成ファイルを使用して実行できます。(例: )。
config.set("logRetentionGB", Infinity)
重要
ログストレージが大きくなりすぎるのを防ぐには、常に少なくとも 1 つのログ保持基準を指定します。