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Verrazzanoご紹介
- 2. 2 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates.
1. Kubernetesのマルチクラスタ管理の必要性と課題
2. Verrazzanoの概要とメリット
Agenda
- 5. コントロールプレーン/ノードのメンテナンス
• クラスタの作成/削除
• Master NodeとWorker Nodeの更新
セキュリティ
• クラスタのアクセスに対する制御
• クラスタを跨いだアクセスに対する制御
オペレーション
• クラスタ内/クラスタ間のネットワーク制御
• クラスタ毎のメトリクス監視やアラーム通知
マルチKubernetesクラスタ運用で実施すべきこと
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates.
5
- 6. コントロールプレーン/ノードのメンテナンス
• クラスタの作成/削除
• Master NodeとWorker Nodeの更新
=>それぞれのプラットフォームに応じた個別操作が必要
セキュリティ
• クラスタのアクセスに対する制御
• クラスタを跨いだアクセスに対する制御
=>クラスタ間での整合性の担保が必要
オペレーション
• クラスタ内/クラスタ間のネットワーク制御
• クラスタ毎のモニタリングやアラーム通知
=>クラスタ毎に設定/構築が必要
マルチKubernetesクラスタ運用の課題
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates.
6
A社クラウド オンプレミス環境
O社クラウド
A社クラウド オンプレミス環境
O社クラウド
開発者 管理者
- 8. デプロイスタックの共通化
• 各デプロイ先でのObservability (Metrics/Logging/
Tracing)環境の構築と運用
• 各コンテナアプリケーション間のネットワーク通信の制御
=>スタックの選定と各コンテナ毎に定義することが必要
セキュリティ
• 各コンテナに付与する権限の制御
=>各コンテナ毎に個別に定義が必要
オペレーション
• どのクラスタにどのコンテナアプリケーションをデプロイすべきかの
制御
=>適切なトポロジーを把握した上で環境構築とデプロイが必要
マルチKubernetesクラスタでのコンテナアプリケーション運用の課題
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates.
8
シェルスクリプト
コマンド
シェルスクリプト
コマンド
レポジトリ
コンテナA
コンテナB
コンテナC
コンテナD
コンテナE
コンテナF
- 11. Multi Cloud
• マネージド(クラウド)およびセル
フマネージド(プライベート/オンプ
レミス)のKubernetesクラスタを
サポート
• ベンダーロックインの回避
Application Lifecycle
Management
• 大規模アプリケーションを管理可
能
• アプリケーションに対するオペ
レーション、デプロイメント戦略、
監視スタックを構成
Verrazzano Container Platformが持つ5つのコンセプト(1)
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11
Public Cloud Private Cloud
On-premise
オペレー
ション
Observ
ability
セキュリティ
デプロイメン
ト戦略
ワーク
ロード管
理
Metrics
Logging
Tracing
Observability
• Prometheus/Grafana/Elastics
earch/Kibana/Jaeger/Zipkinな
どの最も広く使用されているオープ
ンソースツールを利用した
Observabilityの実現
• 各種ダッシュボードを即時に
利用可能
- 12. Security
• CalicoやPod Securityを利用したポリシーの適用
• サービスメッシュ間の通信暗号化
• アプリケーション認証、シングルサインオンの実現
Workload Management
• WebLogic/Coherence/HelidonといったOracleが提
供する各種製品とのネイティブな連携とワークロード設
定の提供
• SpringBootやMicronaut、Java以外のアプリケーショ
ンも含めたワークロードの提供とObservabilityの提供
Verrazzano Container Platformが持つ5つのコンセプト(2)
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates.
12
- 14. Service Mesh
Observabilityの提供
• 効率的な監視やロギングの実現
Securityの提供
• 強固なセキュリティの実現
OAMを利用したアプリケーション定義
• 環境に依存せずにアプリケーション中心のプラットフォー
ムを構築可能
多彩なワークロードの管理
• Jenkinsを利用したコンテナアプリケーションネイティブな
GitOpsの構築と管理を実現
Verrazzanoで実現する“Application Lifecycle Management”
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14
Application1
Application2
app1
cluster-1
Open Application Model(OAM)
ランタイムに依存せずにアプリケーションをモデル化
GitOpsパイプライン
app2
cluster-2
mTLS
- 15. コンテナ
Observabilityスタックの提供
• デプロイするすべてのアプリケーションに適用
• メトリクス
• WebLogic/Coherence/Helidonアプリケーションにつ
いては自動でPrometheusフォーマットにエクスポート
• ロギング
• WebLogic/Coherence/Helidonアプリケーションのロ
ギングを自動で設定(Fluentdを利用)
• その他のアプリケーションは標準出力へのベスト
プラクティス構成を適用可能
• 分散トレーシング
• OpenTracing/Jaegerによるトレーシング
• Istio/Envoyによるネットワーク監視の提供
• 適用するスタックについてはユーザが選択可能
Verrazzanoで実現する“Observability”
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15
開発者
コンテナ
適用するスタックを設定
- 16. 各種プラットフォームへのSSOを提供
• 各ダッシュボードへのシングルサインオンを提供
• LDAPやActive Directoryも利用可能
• RBACとの連携やアプリケーションエンドポイントへの
アクセス制御も実現可能
マルチクラスタRBACの提供
• クラスタを跨ぐRBAC制御を実装可能
• Istioを利用し、サービス間のセキュア(mTLS)な通信を
即時に提供
• 証明書の自動管理を実現
Verrazzanoで実現する“Security”
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16
Public Cloud On-premises
mTLS
ユーザA ユーザB
管理者
モニタリング・ダッシュボード
SSO
SSO/RBAC
- 17. Open Application Model
• https://oam.dev/
• https://github.com/oam-dev/spec
• “An open standard for defining cloud native apps”
• MicrosoftとAlibaba Cloudが提携して立ち上げ
• 特定のプラットフォームに依存しないアプリケーションを
宣言的かつ標準的にモデル化
• アプリケーションを再利用可能な形にモジュール化
• 独自の定義を持つことも可能
• オンプレミス/クラウド/エッジを含めてアプリケーションをデ
プロイし、運用するための一貫したエクスペリエンスを提
供
OAM(Open Application Model)
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- 18. Component
• 各アプリケーションの構成や設定を定義
• ここで定義したComponent名をApplication
Configuration側で定義
• 基本的にはDeploymentリソースと同様のテンプレート
を利用
• ImageのURL
• コンテナアプリケーションの開放ポートなど
Application Configuration
• 各アプリケーションをComponentとして定義(複数定
義可能)
• Traitと呼ばれるIngressやメトリクス収集などのコンテナ
アプリケーション運用上のコンポーネント群を定義
OAMを利用した複数のアプリケーション定義
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18
Application1
Application2
Application1
Application2
Component Application
Configuration
Trait群
- 21. WebLogicWorkload
• WebLogic Operatorとの
ネイティブな連携
• データベースのコネクショ
ンハンドリング
• OAMモデルファイルを作
成するWebLogic
KubernetesToolkit
• 柔軟かつ多彩なパラメー
タの設定が可能
Coherence Workload
• Coherence Operatorと
のネイティブな連携
• 柔軟かつ多彩なパラメー
タの設定が可能
Helidon Workload
• 追加のパラメータの必要
なしにコンテナライズドさ
れたワークロードの提供
• 柔軟かつ多彩なパラメー
タの設定が可能
• Verrazzanoに統合され
たHelidonCLI
Containerized Workload
• SpringBootや
Micronaut、Javaベース
以外のアプリケーションも
含めて利用可能
• 事前に統合されたメトリ
クスやロギングを利用可
能
Verrazzanoでの”Workload Management”
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21
Editor's Notes
- #23: 以上がデモになります。
ここからはVerrazzanoに関する情報を少しだけご紹介します。
まず、Webサイトについてですが、既に公開されており、サイト上にドキュメントやGithubへのレポジトリへの導線も記載されていますので、ご興味がある方は是非アクセスしてみてください。
また、チュートリアルについてもご利用になれます。今回ご紹介したサンプルアプリケーションのデモも含めて4つのデモアプリケーションが公開されておりますので、こちらもご興味がある方はぜひお試しください。
最後にSlackについてです。本日ご紹介したVerrazzanoに関するWorkspaceが既にございます。開発メンバーも参加しておりますので、聞いてみたいことがあるという方は是非ご登録ください。