Overview of Scala ~ Hacker Tackle
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2015-09-26 Hacker Tackle
Overview of Scala ~ Hacker Tackle
- 1. Overview of Scala ~Scalaひとめぐり~ 2015年9月26日Hacker Tackle id:daiksy
- 2. 本日の内容 • Scalaの周辺状況 • 採用事例（海外・国内） • はてなインターンの様子 • Scalaの特徴
- 7. • スイス連邦工科大学 (EPFL)のMartin Odersky(小田好)教授によって設計 • JVMで動作(古の時代は .net Frameworkでも動 いた) • オブジェクト指向と関数型言語のパラダイム
- 8. daiksyのScala歴 • 2011年 くらいからちょっと触りだす • 2012年 ~ 2014年 フリュー株式会社 • 2015年 ~ 現在 株式会社 はてな
- 9. 日本でも規模の大きな カンファレンス • 2013年 Scala Conference in Japan • 2014年 ScalaMatsuri 2014 • 2015年 Scala関西Summit
- 11. 採用事例 (海外) • Twitter 「Scalaで日本のバルスに耐えた」 (ScalaMatsuri2014にて) • Linkedin • Netflix (はてな京都でミートアップ開催)
- 12. 採用事例 (国内) • ドワンゴ • サイバーエージェント • スマートニュース • TIS (Typesafeとパートナー契約) • LINE • ヌーラボ • はてな
- 13. Scala != Better Java LLからの移行事例が増加 • チャットワーク PHP -> Scala • はてなブックマーク Perl -> Scala
- 14. 利用できる主なフレームワーク • Lift • Play Framework • Scalatra • Skinny Framework
- 16. はてなサマーインターン Scalaコースのカリキュラム • 1日目 Scalaの言語基礎 & 課題(講師 id:daiksy) • 2日目 DB講義 & 課題(講師 id:mechairoi) • 3日目 HTTP, WAF講義 & 課題(講師 id:Songmu) • 最後の3週間 Mackerelチームでプロダクト開発 他にもJavaScriptやインフラの講義も
- 17. Scalaの特徴 • JVM上で動作 • 静的な型付けと型推論 • オブジェクト指向 • 関数プログラミング
- 18. 静的な型付けと型推論
- 19. 静的な型付けと型推論
- 20. 多態性 (オブジェクト指向)
- 21. 多態性 (オブジェクト指向) • trait を使って実現 • trait は複数mixinできる • trait に実装することもできる
- 22. 関数プログラミング • 関数が第一級オブジェクト • 副作用を伴わない実装のための機能 • if 式 • for 式 • 抱負なコレクションメソッド
- 23. 関数が第一級オブジェクト
- 24. 副作用とは • 変数の値を変更する • オブジェクトのフィールドを変更する(Javaの setterとかC# のプロパティとか) • ファイルやデータベースなどに対する入出力
- 26. 副作用のない宣言(immutable) • var で宣言すると再代入できる • val で宣言すると再代入できない • Scalaはコードスタイルや状況に応じてmutable とimmutableを使い分けられる • いわゆる「非純粋関数型言語」
- 27. if 式
- 28. if 式
- 29. for 式
- 30. コレクション • List/Array/Map/Set いろいろある • コレクションには便利なメソッドが山程ある • map/filter/flatMap/find/findAll/reduce • take/drop/exists/sort/sortBy/zip/partition • grouped/groupBy
- 31. FizzBazzを実装してみよう
- 32. 副作用のない実装まとめ • val で宣言することで変数が再代入できなくなる • if式 for式 コレクション操作 などを駆使すると、 val だけでプログラミングできるようになる • 慣れるとvar を使わざるを得ない局面で悔しみを 感じる
- 34. Option型 • あるかないかわからない値を表現できる型 • Someの中身を使うには明示的に取り出す操作 が必要 (ぬるぽに悩まずにすむ)
- 38. Option型 • 要素が0または1のコレクションとみなせる • flatMap, foreachなどのコレクションのメソッ ドを持っている
- 39. Option型同士の計算
- 40. 今日ご紹介しきれない いろいろな機能 • case class • 強力なパターンマッチ • 暗黙の変換 (implicit)
- 41. 無限に勉強できる
- 42. Scalaは難しい？ • 言語仕様が多いので学習コストは低くない • 表現力が抱負なので、Better Javaとして書いて もよい (最初はvar使ってもいいのでは) • 関数プログラミングが難しい？ -> 新しいパラダ イムの学習は難しい。オブジェクト指向もそれ は一緒
- 43. Enjoy Scala!!
- 44. ご清聴ありがとうございました